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モナーコインって知っていますか?!なんでも日本発の仮想通貨だそうですよ。でも、ビットコインなんかに比べるとマイナーな感じがしますね…ここではモナーコインについて掘り下げてみたいと思います。

モナーコインとは?

モナーコインとは“2ちゃんねる”から生まれ、2013年12月23日に公開された日本発の仮想通貨(暗号通貨)です。オープンソースの取引で、モナーコインプロジェクトという組織によって作製され公開されていますが、モナーコインプロジェクトは、コインの発行や運営はしていません。

モナーコインはビットコインと同じように利用者が形作るモナーコインネットワークによって維持されており、管理者は存在しない、国家からも、2ちゃんねるからも独立した暗号通貨です。

モナーとは?

“モナー”は2ちゃんねるなどでよく使われる、記号や文字を並べて作るアスキーアート(AA)によるキャラクターで、正式名は「オマエモナー」です。「2ちゃんねるの猫」などと呼ばれたりします。本来のコンセプトではモナーは猫ではなく、「猫のような熊のような謎の生き物」なんだそうです。

紛らわしいですね。今となっては2ちゃんねる内でも「猫」と呼ばれているようですので、猫で良いと思います。

現在、2ちゃんねるを象徴するキャラクターになっているモナーですが、登場初期には他人をディスる発言が掲示板に出てきたときに、その発言自体もまたディスられるような内容の場合に、“オマエモナー”と、いわゆる“ツッコミキャラ“としてよく登場しました。

ちなみに“お前もな”は昔から使われていた煽り文句で、初代のモナーは2ちゃんねるではなく“あめぞう”もしくは“あやしいちゃんねる“に登場したといわれています。2ちゃんねる内では厨房板で誰かが「お前らも暇な奴らだなぁ」とのセリフを書き込んだところに「おまえもな」と登場、当初は猫のような三角の耳ではなく、丸耳だったそうです。

どうでもいい話ですか?では、いよいよモナーコインについて探っていきます。

モナーコインの概要

2ちゃんねるのソフトウェア板で、ライトコインなどの採掘プール「2chpool」を運営していたわたなべ氏(Mr.Watanabe)が開発し、2ちゃんねるを代表するキャラであるモナーの名を取り入れて2013年12月23日にβ版をリリースしました。これがモナーコインの誕生日になりますが、すぐにリセットします。2013年12月30日に新モナーコインの公式アナウンスが行われ、2014年1月1日に正式にリリースされました。

モナーコインはライトコインLitecoinをベースにした仮想通貨です。したがってベースはビットコインとも同じPOW:Proof of Work方式で、複雑な計算をコンピューターにさせることで「採掘」が可能な仮想通貨になります。

ウォレット(財布)と呼ばれるクライアントプログラムを実行し、Monacoinネットワークに参加する形で流通します。P2P通信なので管理者は存在しない、分散型管理通貨です。

ブロックアルゴリズムはLyra2REv2で、1ブロックにつき50 MONA(+送金手数料)のBlock Reward(採掘者に対する報酬)が与えられ、ブロックが生成される時間は平均90秒です。総発行枚数は1億512万MONAです。Premine(開発者による事前採掘)はありません。

総発行枚数についてはビットコインより多いのですが、ビットコインとの大きな違いがあまり見受けられませんね。

当初の発行目的

ウォレットアドレスを表示することで、サイトの垣根を超えてコインを送付することができるため、インターネット上での評価を統一する基準としての使われ方が期待されていました。

ニコニコ動画でも、pixivでも、Yahoo!知恵袋でも、投稿者がウォレットアドレスさえ表示していれば、本当に評価されるべきコンテンツの作者に対してMonacoinを送ることができます。また、振り込めない詐欺(ユーザーが自発的にお金を払いたくなるほど素晴らしいコンテンツを、無料で公開した作者に対して、感謝と尊敬の気持ちを示すこと)も、Monacoinによって克服できます。

投稿者が、自分のウォレットアドレスを示すことで、すべてのユーザーが安心してMonacoinを振り込むことができるようになりました。

もっと評価されるべき作品に対しては、Monacoinを好きなだけ送ることで、評価をさらに上げることが可能となります。素晴らしいコンテンツを制作した作者に対してMonacoinを送る行為を、投げ銭をもじって「投げMONA」と呼びます。

つまり、ネット上に公開されたコンテンツを、統一した基準で評価するために発行したようですね。ネット上でのみんなの評価をなるべく公平にしよう、本当に素晴らしいコンテンツに対してその評価を客観的にわかるようにしよう、という目的ですね。

Youtubeでいうところの再生回数、フェイスブックでいうところの、いいね!に相当する役割をモナーコインで統一しようとするのが目的だったようです。

実際の使われ方

当初は想定通り「誰かが作った作品や動画などを評価する手段としてMonaを支払う」のほかにも「人寄せや宣伝の手段としてMonaを配布する」「誰かに絵を描いてもらって報酬をMonaで支払う」 等の使われ方がありました。

しかし、2014年4月に土地の売買がモナーコインで成立したり、Amazonギフト券やVプリペイド、シフォンケーキとの交換や同人誌のネット販売、パソコンゲームの購入などができるようになったりと、徐々に通貨として流通するようになってきました。

モナーコインの取引所

現在、もっともモナーコインを取引しやすいのは
・Zaif
・CoinGecko
・もなとれ
が挙げられます。ただし、もなとれは現在試験運用中なので、システムの不具合があったとしても自己責任でお願いします。

モナーコインのウォレットの作り方

対象OSはWindowsとLinuxはkeystore00から、MacユーザーはMONA Projectからウォレットのファイルをダウンロードします。

Windowsの場合”ポータブル版”をクリックしダウンロードします。”Monacoin-qt.zip”という圧縮ファイルのダウンロードが開始します。(インストーラ版等でも可能です)

ダウンロードしたファイルを解凍します。”Monacoin-qt”(Windowsの場合)をダブルクリックし、実行するとウォレットが開始します。設定によってはWindowsファイアウォールでブロックされた警告画面が現れるかもしれません。警告画面で”アクセスを許可する”を選択するとウォレットが使用可能になり、ウォレットの画面が表示されます。

はじめは非同期状態ですが、しばらく放置すると、”(同期されていません)”の文字は消え、下部のメーターも満タンになり、同期状態になります。(インターネット接続環境でないといけません)同期が完了するとMonacoin-Qtのウォレットが完成します。

モナーコインの価値とは?

ライトコインをベースにしていることもあり、モナーコインの造りはビットコインとあまり変わりません。発行総数が多いくらいでしょうか。ただ、一つ良い点を挙げるなら、ウォレットを作る際にも個人情報や登録料が要らないところです。これがモナーコインの最大のメリットだと思います。

「Monacoin-qt」をダウンロードして実行すれば口座番号に相当する「ウォレットアドレス」が自動で発生します。このウォレットアドレスを他人に知らせれば、自分の財布にモナーコインを送金してもらえるようになります。ウォレットアドレスはいくつでも作ることができるので、アドレスで同一人物だと認識されたくないなら複数のアドレスを作っておくと良いです。

取引所でモナーコインを日本円と交換するか、動画などを投稿して投げ銭してもらうか、マイニングするかして、モナーコインを入手することができます。

ビットコインのように価値が急上昇しているということはありません。そもそもビットコインのシステムを超える何かがあるわけではないので、爆発的に広まるというのは考えにくいと思います。ただ、日本発の暗号通貨だニュアルなど日本語の情報が多いので、仮想通貨がどんなものか、まず保有してみたい人にとっては気軽に持つことができるのではないでしょうか?

ビットコインに対するモナーコインの価値

モナーコインは公開当初の2014年初頭は1MONA=4円前後で横ばいでしたが、その後急騰し、2014年8月1日には最高の1MONA=99円まで上昇しました。でもすぐに急落してしまい、年末には1MONA=6円程度でした。

2015年も3月に1MONA=29円を記録したのが最高で、年末には1MONA=7円程度まで戻っています。2016年は大きな動きがなく、レートも1MONA=6~7円で低め安定でした。

一旦上がるとすさまじいボラティリティですが、数日で急落して一けた台に戻ってしまうのがモナーコインの特徴のようです。総じて、徐々に値上がりし1BTC=10万円を超えるビットコインと比較すると、単位当たりの価値はあまりにも低いですね…マイナー通貨の宿命でしょうか。

モナーコインの価値は今後どうなる?

低価格路線のモナーコインですが、ネット上では一定の価値があるようですので、これからも存在し続けるでしょう。値段が一けたの間に保有しておいて、突発的な値上がりに期待するというのが、値上がり益を狙うやり方になりそうです。

ただ突発的な値上がりがいつ起こるのか、未来のことは誰にもわかりません。最新のニュースと連日チャートをチェックすること、値上がりしたら早めに利益確定してしまうこと、値上がりしたときにあわてて買わないことがポイントになるでしょう。

まとめ

モナーコインという、日本発の仮想通貨はライトコインがベースにあり、ビットコインともシステム的に大きな差はないようです。ただ、モナーコインはウォレット作成時に個人情報を書き込む必要がないことから、個人情報の流出リスクに関してはビットコインより良いようです。

あとはその市場規模が果たして大きくなるのかどうか?!今後の推移を見守っていきたいと思います。

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